輸血


免疫グロブリンの一種で抗体としての蛋白の総称です。アレルギ反応と大きく関係し喘息やアトピ−などで上昇します。

輸血検査部門では通常の血液型検査から緊急時の輸血に必要なクロスマッチ検査に至るまでを管理しています。


ABO式血液型 最も一般的に用いられる血液型の表現です、赤血球の表面抗原の種類によって分類されます。
Rh式血液型 ABO式と共に一般的に用いられる血液型表現の一つです。+(プラス)や−(マイナス)などの表現で用います
不規則抗体
人の血球には通常用いられるABO式やRh式以外に多数の表現型が存在します。過去に輸血歴などがある場合はこれらのABO式やRh式以外の血液型による抗体を、体の中で産生する場合があります。この場合次に輸血を行う場合産生された抗体により副作用が発生する事があり輸血自体が非常に危険な行為と成ります。それを事前に防ぐため受血者の不規則抗体検査が必要と成ります。
実際に輸血検査を行う前の事前検査項目です。
クロスマッチ
輸血が必要だと判断された時や術前に準備血として患者血液と日赤から供給される供血者血液の適合性を検査します。検査内容は単一の方法ではなく複数の方法で行われ副作用による障害を極力抑える様にと適合性を判断する検査です。