細胞診画像紹介


喀痰中に認められた腺癌細胞
喀痰細胞診検査にて認められた腺癌細胞集塊
やや変性を受けて輪郭がはっきりしないが個々の細胞自体に異型性を認め集塊としても正常細胞には見られない構造を示している。

パパニコロウ染色
喀痰細胞診検査にて認められた腺癌細胞集塊上記のスライドに比べ輪郭や核内構造ははっきりと読みとれる。核小体は明瞭化し核内は抜けた様な構造でオイクロマチンの増加が示唆出来る。

パパニコロウ染色

喀痰中に認められた小細胞癌
喀痰細胞診検査にて認められた肺小細胞癌の所見あまりインパクトの無い裸核状細胞を粗な集塊とて認めます。

パパニコロウ染色


上記同一の標本より撮影
単一な裸核状の細胞集塊を多数認めます。

パパニコロウ染色





喀痰細胞診検査にて認められた小細胞癌細胞
放射状に広がる様に単一な細胞集塊が認められる。
核は柔らかく標本作製時のア−チファクトと思われる所見も見られる。

パパニコロウ染色

上記と同一の標本で見られた小細胞癌細胞
一部細胞質と思われる所見もあるがはっきり確認する事は出来ない。

パパニコロウ染色



胸水中に認められた腺癌細胞
胸部異常陰影にて当院受診、胸水貯留にて細胞診実施。

乾燥標本でのGimsa染色標本、細胞質内に粘液を思わせる所見を認める。




上記同一の検体

パパニコロウ標本でも同様の細胞集塊を認める。






同一標本
パパニコロウ染色








同一標本
パパニコロウ染色