脳波測定機器紹介


脳波測定装置

 小児てんかんなどの診断に用いる検査機器です。頭部より得られる微弱な電気信号を波形に変換しその変化を診断します。
 2011年3月に新しく機器更新され、完全デジタル化されたので分厚い紙の報告が不要となりました。 また複数の検査パタ−ンを同時に記録する事が出来るため従来より遙かに短い時間での検査で十分な解析が可能となりました。



 ポ−タブル脳波測定装置

 今回の機器更新で新たに設備されたポ−タブル脳波計です。多少の検査制約はありますが、移動不可の方の脳波検査をベッドサイドにて簡単に行うことが可能となりました。
 また、長期療養中の子供の検査では、慣れ親しんだ環境での検査が可能となり落ち着いた検査状況を作り出せる様になりました。今後の活躍が期待されます。
新しくなった脳波検査室 

 機器更新に伴い脳波検査室も移動し明るく広くなりました
今回の更新で脳波計はメイン分析器と卓上タイプのポ−タブル分析器の2台体制となり必要に応じてベッドサイドでの検査へと大きく変わりました。
患者負担の軽減と検査に伴う苦痛の低減が可能となりました。
 また今までの脳波検査室ではベッドでの搬入が困難でしたが今回からベッドでの搬入も可能となりました。
神経伝導・ABR検査装置

 2013年に新規購入されたABRと神経伝導の測定装置です。
新規実施項目としては神経伝導速度検査と聴性脳幹反応(ABR)です。