リハビリテーション科

リハビリテーションとは・・・
 身体的、精神的、社会的に最も適した生活水準の達成を可能とすることによって、各人が自らの人生を変革していくための手段を提供していくことを目指します。

理学療法士とは・・・
 身体に障害があるものに対して、治療体操、その他の運動を行い、電気刺激、マッサージ、温熱、その他の物理的手段を用いながら主として基本動作能力の改善を図ります。

作業療法士とは・・・
 身体障害者と精神障害者の応用動作能力と社会的適応能力を回復させることであり、手工芸や芸術,遊び,スポーツ等の創作活動やレクリエーション、日常生活動作(食事,料理,掃除等)を通し、日常生活動作をスムーズに送るための複合的な動作が可能になるようにリハビリテーションを行います。

言語聴覚士とは・・・
 ことばの障害、きこえの障害、声や発音の障害、食べる機能の障害などがあるかたに対して、問題の本質やメカニズムを明らかにし、対処法を見出すために様々なテストや検査を実施し、評価を行ったうえで、必要に応じて訓練、指導、助言、その他の援助を行います。

リハビリテーション科概要
 当院では、主に整形外科疾患で入院されている患者さん、重症心身障がい児・者病棟に入所されている入所者さまへのリハビリテーションを行っています。整形外科疾患では、手術後早期からの急性期リハビリテーション提供をはじめ、在宅・社会復帰に向けた日常生活動作練習等を行っています。重症心身障がい児・者病棟では、入所者様1人1人の状態に応じた発達の援助を目標に取り組んでいます。
 
スタッフ数
理学療法士6名 作業療法士2名 言語聴覚士1名
 
施設基準
運動器リハビリテーション(T) 障がい児リハビリテーション(T,U,V)
呼吸器リハビリテーション(U) 脳血管疾患リハビリテーション(U)
廃用症候群リハビリテーション(U)

<リハビリテーション科の紹介>
●運動療法室 ●平行棒
(歩行練習時などに使用します)
 
●処置台
(上肢のリハビリをする時に使用しています)
●エルゴメーター
(下肢のトレーニングで使用します)
●牽引
(頚部や腰部に痛みがある時に使用します)
●低周波
(電気刺激により疼痛軽減を図ります)
 
●プラットホーム
(関節可動域や筋力増強練習時に使用します)
●レッグプレス
(下肢の筋力練習時に使用します)
●階段
(階段昇降練習時に使用します。
段差の高さは、10cm〜20cmまであります)
 
●日常生活動作練習室
(床からの立ち上がりや座位など、日常生活の動作練習をする時に使用しています)
●水治療法室(渦流浴)
(上肢用、下肢用の渦流浴があります。上下肢に可動域制限や痛みがある時に使用します)