放射線科



基本方針
 ・技術及び知識の取得に積極的に取り組むとともに、精度の高い検査と画像提供を行います。
 ・丁寧かつ思いやりを持って患者さんに説明および検査を行います。
 ・放射線機器の管理体制を強化し、安心安全な環境作りを行います。
 ・他部署と協力体制をとりチーム医療を貢献します。


業務体制(スタッフ)
 ・診療放射線技師3名、診療エックス線助手(受付)1名

概 要
 放射線科は、放射線を利用した画像検査と画像管理を主な業務としています。 またその一方で各関係法令に則った放射線管理やその機器管理の実施、 そして]線機器導入時での申請に伴う作業も事務部と連携し協力体制をとり行っています。 特にX線診療においては、必要最小限のX線量(被ばく)で最適な画像検査が実施できるように ]線量の最適化には気を配り、医療被ばくの診断参考レベル(DRLs2020)にも準じています。 2019年9月、放射線管理システムも導入しましたので、安心して検査を受けてください。

放射線科の機器
 撮影装置は8種・13台の装置が稼働しています。
 一般撮影装置(FPD)2台・CR装置1台・ポータブル装置2台・80列MDCT装置1台・1.5テスラ超伝導MRI装置1台・X線テレビ装置1台・歯科撮影装置1台・移動型Cアーム透視装置2台。
 その他支援機器として、医療画像配信システム(PACS)、CD画像入出力装置、外部機関を利用した専門医による遠隔読影システムがあります。


地域連携の推進
 開放型病院として地域医療機関と連携を図り、CT検査・MRI検査にて約300件/年の紹介を頂いています。

※当院ではCT,MRIの共同利用を推進しています
可能な限りご希望日時の検査に対応しています





検査案内
CT検査
  CTとはComputed Tomographyの略で、コンピューターとX線装置を組み合わせた医療機器です。]線管球と検出器が、体の回りを360度回転しながら人体の横断面を撮影、各方向からのX線透過量をコンピューターで処理してその断面の画像を得ます。整形分野での手術前検査、重心患者さんの定期検査、内科系分野での疾患の早期発見や経過観察、さらに救急医療においても大いに威力を発揮しています。特に疾病診断、手術支援、読影補助の一環として積極的に3D画像作成を行っています。

キャノン製 Aquilion Prime SP

(80列マルチスライスCT)

   
 
トピックス新しいCT装置が入りました

 当院では2019.9月に80列マルチスライスCT(キャノン社製)に更新しました。前装置(8列CT)から比較し約10倍のスピードで撮影が可能となり、息止めやじっと静止しておくことが難しい患者さんにはやさしい装置です。また0.5mmスライスでのデータ取得により高精細な画像が撮影できるだけでなく、金属アーチファクト対策ソフトにより、今まで描出不良であった人工関節等の部位も綺麗な画像が撮影可能です。また新たな3Dワークステーションも導入して、さらに詳細な3D画像が提供出来るようになりました。


 (新たな検査)
・心臓(冠動脈)CT:
 心臓に酸素や栄養をおくる冠動脈の状態を検査します。
 これにより狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患や血管異常、
 そして手術後の経過観察などの検査が可能です。
・内臓脂肪測定CT:
 メタボリックシンドロームの診断基準となる内臓脂肪面積を
 測定します。この内臓脂肪が増えすぎると高血圧症や糖尿病、
 虚血性心疾患、脳血管障害などの生活習慣病のリスクが
 高まります。


MRI検査
 MRI(磁気共鳴画像法)とは、Magnetic Resonance Imagingの略で、強力な磁力と電波を利用し人体に豊富に存在する水素原子(プロトン)を主な対象として画像を作成する検査で、特に脳脊髄や関節の疾患の診断に有効です。腰痛の原因である椎間板ヘルニアや脊椎管狭窄症などの診断に役立ちます。早期の脳梗塞も診断できるようになっており造影剤を使用することなく脳血管を描出し、閉塞や狭窄などの診断をすることが出来ます。また、放射線を使わないため被ばくがないこともメリットの一つです。

GE製 Optima MR360

(1.5テスラ 超伝導MRI)

   (特殊な検査)
・VSRAD(早期アルツハイマー型認知症検査)
 海馬を含む内側側頭部の委縮の程度を読み取るためのMRI画像処理・解析ソフトにより、
 前駆期を含む早期アルツハイマー型認知症の検査が可能です。
 ルーチン頭部MRIに加え検査時間は、約30分です。


一般撮影
 身体を構成する物質のX線の透過性の違いを利用し画像を得ます。いわゆるレントゲン検査といわれ全ての放射線診療の基本となるもので、簡便にできる上に非常に重要な検査です。当院では、立位、臥位撮影共にFPD(フラットパネルディテクタ:新しいデジタル撮影技術)を導入しています。FPDシステムでは、撮影から画像表示まで数秒でディスプレイにX線撮影画像を表示するため、患者さんを待たせることなく、次の撮影が直ぐに可能です。



日立製 Radnext α (FPDシステム)



X線テレビ検査
 非常に少ない量のX線を連続的に照射し、リアルタイムに身体を透視しながらその画像をテレビモニターに映し出し観察、撮影する検査です。場合により造影剤を使用することで目的臓器のコントラストを強調し形態的診断や治療を行います。当院では、特に重心患者さんのチューブ挿入や造影検査、整形分野での骨整復、ミエログラフィ、また件数は少ないですが嚥下機能検査等利用されています。


島津製 FLEXAVISION FD



ポータブル撮影
 X線撮影室まで移動が難しい患者さんや手術室での術後確認写真の際に使用します。移動型のX線撮影装置(ポータブル装置)とCRカセッテ(ハンディー型デジタル検出器)で病室や手術室に出向き撮影します。


日立製 シリウス130P



移動型Cアーム透視(外科用イメージ)
 手術室での使用を目的にした透視装置です。前後、上下動・回転等が可能で任意の方向から透視を行うことが出来ます。整形外科の手術で活躍しています。


GE製 OEC Brivo



当科技師保有国家資格・認定資格

第1種放射線取扱主任者
第1種作業環境測定士
衛生工学衛生管理者
ガンマ線透過写真撮影作業主任者
エックス線作業主任者
放射線管理士
放射線機器管理士
医用画像情報精度管理士
臨床実習指導員
肺がんCT検診認定技師
X線CT認定技師
Ai認定診療放射線技師
検診マンモグラフィー撮影認定技師
放射線治療専門放射線技師
放射線治療品質管理士
医学物理士
保健衛生学士
看護学修士