CTとはComputed Tomographyの略で、コンピューターとX線装置を組み合わせた医療機器です。]線管球と検出器が、体の回りを360度回転しながら人体の横断面を撮影、各方向からのX線透過量をコンピューターで処理してその断面の画像を得ます。整形分野での手術前検査、重心患者さんの定期検査、内科系分野での疾患の早期発見や経過観察、さらに救急医療においても大いに威力を発揮しています。特に疾病診断、手術支援、読影補助の一環として積極的に3D画像作成を行っています。 |
キャノン製 Aquilion Prime SP
(80列マルチスライスCT)
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トピックス新しいCT装置が入りました
当院では2019.9月に80列マルチスライスCT(キャノン社製)に更新しました。前装置(8列CT)から比較し約10倍のスピードで撮影が可能となり、息止めやじっと静止しておくことが難しい患者さんにはやさしい装置です。また0.5mmスライスでのデータ取得により高精細な画像が撮影できるだけでなく、金属アーチファクト対策ソフトにより、今まで描出不良であった人工関節等の部位も綺麗な画像が撮影可能です。また新たな3Dワークステーションも導入して、さらに詳細な3D画像が提供出来るようになりました。
(新たな検査)
・心臓(冠動脈)CT:
心臓に酸素や栄養をおくる冠動脈の状態を検査します。
これにより狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患や血管異常、
そして手術後の経過観察などの検査が可能です。
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・内臓脂肪測定CT:
メタボリックシンドロームの診断基準となる内臓脂肪面積を
測定します。この内臓脂肪が増えすぎると高血圧症や糖尿病、
虚血性心疾患、脳血管障害などの生活習慣病のリスクが
高まります。
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